武道祭2020は令和3年9月4日（土）、横浜武道館にて開催され県内の
武道団体および関係団体が参加し、様々な武道の演武が披露され、日本
が誇る武道の素晴らしさを伝承しました。

　今年はオリンピックイヤーでありオリンピアンを招聘し、例年にも
増して盛大な武道祭となりました。東京2020大会では空手道が正式種目
に採用され、空手界におきましては特別な年となりました。神奈川県空
手道連盟では、東京2020大会の銅メダリストである荒賀龍太郎さんをお
招きして武道祭2020に華を添えることができました。

　武道祭での演目としましては、荒賀龍太郎さんのオリンピアントーク
ショー、石橋咲織さんによる四方向の板を割る「四方割り」、荒賀龍太
郎さんと森優太さんによる組手競技の模範演武の紹介が行われました。

　また前日の3日（金）には荒賀龍太郎さんによる組手テクニックセミ
ナーが開催され、新型コロナウイルス対策を考慮し人数制限を設けさせ
て頂きながらも盛大に開催することが出来ました。セミナーでは荒賀さ
んが経験されて来た組手ノウハウが伝えられ、集まった小中学生に丁寧
な指導が行われました。セミナーサポートとして森優太さん、吉岡夕雅
さん、石橋咲織さんにも参加して頂いて、参加者の目を輝かせました。

　セミナー後のサプライズとして荒賀龍太郎さんより東京2020大会で獲
得されましたオリンピックメダルが披露されました。思いの詰まった大
切なメダルを実際に子どもたちに持たせてくれる場面もありました。ま
た直接、荒賀さんから首にメダルをかけて貰った幸運な子もいました。

　荒賀龍太郎さんには組手セミナーに加えて神奈川県空手道連盟会員向
けの特別映像撮影にご協力頂きました。映像は後日、県連WebSiteにて
会員向けコンテンツとして限定公開の予定です。

　最後になりましたが、遠方より本イベントのために多忙なスケジュー
ルの中お越し下さった荒賀龍太郎さん、演武協力をして下さった県連代
表選手の森優太さん、吉岡夕雅さん、石橋咲織さん、セミナーに参加し
て頂いた皆様ならびに保護者の皆さま、準備や片付けなどをして下さい
ました関係各位の皆さまに心より感謝申し上げます。

　皆さまのお陰を持ちまして、緊急事態宣言下での武道祭および組手セ
ミナーを成功裡に終了することが出来ました。誠にありがとうございま
した。引き続き、神奈川県空手道連盟へのご理解とご協力を何卒、宜し
くお願い申し上げます。